1.構想・濾過槽製作 2.給排水配管 3.改良

自作の際は自己責任でお願い致します。
下記はあくまでfoolsが勝手にやっていることです。

1.構想・濾過槽製作
構想


当初の計画としては現在のレトロピンニス専用水槽となっている自作OF水槽の飼育槽と、
mainで稼動している1200水槽での製作をと考えていましたが、
既にUPしていますように、どうせなら600水槽も奥行600にしようと言うことでアクリル水槽を自作しております。
よって飼育槽は1200×600×450と600×600×450mmの水槽に変更となりました。

濾過槽に関しては、
以前使用していたアクリル水槽1200×450×450mmがお蔵入りしていたのでコチラを利用します。
今回一番悩んだ点がポンプの選定です。
集中濾過と言うことで、全水量を何回転させるかという計算方法をとるべきか、
飼育槽と濾過槽の水量で計算するべきかのどちらかで悩みました。
結局は飼育槽の水流の強さなどを考慮に入れて後者での選定です。
つまり1200タンクの方は、
飼育槽の水量約320リットル+濾過槽の水量約240リットル×一時間に4回転÷60分=約37L/min
と言うことになりますので、使用ポンプはレイシー社製のRMD-401に決定。
600タンクは同じ計算で約26L/minになりますので、
お蔵入りしていたレイシー縦型ポンプP-318Sに決定のはずが、数年ほったらかしにしていたせいか、
電源入れてもうんともすんとも言わない(汗。
なのでここは水陸両用ポンプRio1100を買うはめに...
後から思ったことは、縦型ポンプの場合は濾過槽の水位を結構高く維持していないといけないので、
水中ポンプにしたことは吉と出た気がします。

更に今回は濾材を大量に入れると言うことで、後々のメンテナンスを考え、
エアー噴射による濾材洗浄を行う逆洗パイプを設置します。
これはHPをLINKしていただいているきらりきらさんの所で勉強してきました。
詳しくはきらりきらさんのHP「山陰龍魚会」へ。
それに伴いメドーのブロワ、LA-40を購入いたしました。1分間に40Lの噴出という強力なもの。
これで一気に濾材を爆気させて洗浄を行います。

今回のオーバーフローの構想、核となる部分はこれくらいですかね。
やっぱり前回のように価格はなかなか収まらなかったのが実情です...

水槽台
コチラはいつもどおり自作の水槽台です。
構造はDIYで紹介しているものと同じです。
サイズは幅2000×奥行620×高800mm。
ちょうど120×450×450mmの濾過槽が入る寸法になってます。
後は配管や作業のしやすさを考えて高さ800mmとしています。
濾過槽製作
最下部
前回はアクリル板にドリルで何箇所も穴あけした超大作?を使用しましたが、
今回は面積が大きいと言うこともあり何か代役として使用できるものを探しました。
見つけたのが上画像のフロアマット。HCで販売されています。
良く見かける芝生の偽物マットの芝ないバージョンです。一枚300×300mmで一枚一枚が連結できます。
これの適当なところへ穴あけして13Aバルソケを上下にかませてその上にエアリフト用パイプを差し込みます。
画像三枚目はマットの台座として、40Aの塩ビパイプを5cmほどにカットして死水域にならないように穴あけし、
マットを固定できるようにマットの下へ設置しています。
エアリフトパイプは予定水位の1〜2cm下になるようにカットしています。

ポンプ室仕切り
水中ポンプを使用するためポンプ室を作成。
本当は仕切り無しの全底面濾過を採用したかったんですが...
仕切り板はアクリル4mm厚で、アクリル接着後シリコンコーキングを施しています。
もちろん下部はマットの位置の高さまでは仕切っていません。
これで濾過された水が効率よくポンプ室へ流れ込むようになると思われます。
逆洗パイプ
上記に書きましたが、大量の濾材洗浄のための役割を果たします。
13Aの塩ビパイプに適当に穴あけして、最終的にブロワとつなげます。
ウールボックス
ウールボックスのパンチングボードは、
過去に買ってから、一度も使わずお蔵入りしていたタンクセパレーターを利用しました。
なかなか高価なものだったのでカットするのはちょっと勇気がいりましたが、まぁしょうがない...
このサイズは3Dマットを2つ置けるサイズです。
排水
最下部のヘドロ抜きとして排水管を設置しました。
16Aのバルソケにボールバルブ、
更に一段上がるように配管し水栓ソケットへホースジョイントを配管しています。
このままホースを差し込むだけでは水流が弱いので、
チュポチュポ?を間にかませて排水します。
濾過槽上部へのオーバーフロー式の排水管の設置も考えましたが、濾材を充填してみてから改めて設置しようと思います。
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